「ヘリテージ講演会」開催されました

 2月23日にすばらしり隊養成講座 特別編「ヘリテージ講演会」が開催されました。

コロナで東京に緊急事態宣言が発令されていたため、講師の西村先生にはリモートで

講演を行っていただきました。

そもそも世界遺産はどういう事から始まったのか、世界遺産登録のプロセス、

世界遺産条約の特色、文化遺産と自然遺産を一つの条約で守っているということ、

世界遺産の問題点、富士山の議論などのお話がありました。

世界遺産について詳しく聞くのは初めてだったので、興味深いものでした。

文化財にどういう価値があるのか、日本国内の文化遺産なら歴史を共有しているので見当がつくが、国によって歴史も違うので、その基準を決めるのがとても難しいとのこと。確かに推薦する理由を世界の人が納得するように説明するのは難しいことだと思いました。

世界遺産登録されれば、観光客が増え経済効果もあっていい、という安易な考えでしかなかったが、貴重な文化財は世界的に守る必要があり、登録されれば終わりということではなく、6年ごとに現状をユネスコに報告する義務があり、守り続けることの重要性が分かりました。

富士山へ6つの勧告があり、その宿題をやり続けていることも知りました。

世界遺産富士山は、まだまだ改善されていくようです。


この講座はYouTube配信されています。興味のある方は当協議会までメールにてご連絡下さい。

mail:subashiri.machi@gmail.com







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